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ニシムラ昆虫日記-カタツムリ編
みなさま、こんにちは。
やってきました水曜日。今回は西村が担当です。
小2年の息子は生き物(特に昆虫)が大好き。
このブログで、
これまで育てた生き物たちとの生活を振り返ってみようと思います(不定期)。
初めに育てることになったのは、カタツムリでした。
昆虫日記と言いながら、しょっぱなから昆虫じゃありませんが、
カタツムリくらいなのでご勘弁。
息子が4歳の時。
保育園の帰り道でカタツムリ2匹を見つけ、連れて帰ってきました。
家にあった昆虫採集用の飼育ケースに、カタツムリとキャベツの葉っぱを入れておきました。
そう。
最初は「育てる」という感覚はなく、
餌と一緒に入れた、
そんな感じです。
「ヒイイイイイイイイイイイイイッッッッッッ!!!!!!!!!」
ある日、
その2匹が、めちゃくちゃグロテスクに絡み合っているところを発見!!!!!
あれには衝撃を受けました。
『もしかして・・・』
と調べると、
私の「もしかして」的中。
それは、カタツムリの交尾でした。
カタツムリは、1個体が雄の生殖器官と雌の生殖器官の両方を持つ「雌雄同体」の生き物だということも、
その時初めて知りました。
その現場を見てから?
私の中のスイッチが入った気がします。
これからどうしたらよいのか???
と、
「カタツムリ 産卵 飼育ケース」
というようなワードで検索。
実家から培養土を少し分けてもらい、
飼育ケースに産卵場所(100均で買ったプラスチック丸ケースに土を入れ、それを飼育ケースに入れました)を設置。
カタツムリの産卵に備えました。
間もなく、カタツムリは小さな卵をわんさか産みました。
そして、
そこから小さなカタツムリがわんさか誕生しました。
数ミリのカタツムリも、しっかりと殻を持っていて、
ツノだってあります(めっちゃかわいい)。
湿らせたキッチンペーパーを敷き、餌となる葉物も入れているので、
放置しておくとニオイが出ます。
細かいフンも沢山出るので、
2日に1回くらいのペースで飼育ケースの掃除をしました。
葉やケースにくっついているカタツムリを、
指やつまようじを使って別の場所に移し、
いつも住んでいる飼育ケースを洗い、
新しい餌を入れ、カタツムリ達を戻す。
多い時には50匹を超えていたので、
それはなかなか大変なお世話でした。
疲れている時、
メンタルが弱っている時などは、
「なんで私ばっかりやらなきゃいけないんだ・・・」
と思いながらするお世話は、
なんともストレスフル💦
でも、日々成長していくカタツムリはやっぱりかわいく、
「この小さい子達がある程度大きくなるまで頑張ろう(母性爆発)」
と思いながら育てていました。
「もう、カタツムリ(と私)を、解き放とう」
生殖を繰り返し、生き残っていたカタツムリ達が、
それぞれ外界で生きていけそうなくらいの大きさになりました。
「そろそろ、広いところに戻そうか」と息子と相談し、
最初に連れ帰った2匹のカタツムリがいた公園の土の上にカタツムリ達を置き、
枯葉をそっと被せてきました。
サヨナラ。アリガトウ。カタツムリ達。
【カタツムリ飼育留意点?】
・生殖力が高く、卵をわんさか産みます。覚悟してください。
・卵をわんさか産みますが、外界に逃がしても大丈夫!というくらいにまで育つのはグッと数が絞られます。だからこそ、卵はわんさか産むのですね。自然の摂理ですね。
・餌として多用したのはキャベツ・レタス・ほうれん草・人参。小松菜・白菜は好んで食べませんでした。
・留意点ではないけれど、交尾の瞬間はぜひ見てほしい!!!!
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