新潟県中小企業家同友会
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23政策委員会

参議院議員通常選挙に向けた 中小企業政策に関する質問内容

〔質問趣旨〕

2015年の2030アジェンダ(SDGs)やパリ協定で、持続可能な経済・社会・環境を希求する動きが出てきた中、2019年秋から新型コロナウィルス感染症が世界中で拡大しました。コロナ禍で経済への打撃だけでなく、人の認識・行動も大きな影響を受け、その変化は不可逆的なものがあります。加えて現在、世界の平和を脅かす問題が起き、今後いかなる問題が起きるのか全体的な視野で見ておく必要があると思います。

また複眼的に見ますと、エネルギーや物価・仕入価格の上昇、品薄と納期の遅れなどの問題のほか、法律や制度においても、インボイス、電子帳簿法改正、社会保険のパート労働者への拡大、最低賃金の上昇など課題をあげればきりがありません。中小企業経営にとって課題・問題が目白押しと言わざるを得ません。

地域経済が危機的状況に立たされている中、その根幹を支える中小企業の直面する困難は国民経済の落ち込みと疲弊に直結し、国力の減退に拍車をかけることになります。こうしたなかで地域の雇用を守り安定させ、疲弊する地域経済を再生するには、事業所数の99%、雇用の70%を占める地域の中小企業・小規模事業者へ、より実効性ある政策展開が不可欠です。

同友会は日本経済における中小企業の役割を正当に評価し、豊かな国づくりに向けた諸政策の柱に中小企業を位置付ける「中小企業憲章」と、各自治体での「中小企業振興基本条例」の制定を提案するとともに、これらの具体的実行、内容の実現を求めています。以上の趣旨を踏まえ、候補者の皆さんに以下の質問を投げかけました。

〔質問事項〕

【Q1】「中小企業」についての考え方をお聞かせください

適格請求書等保存方式(インボイス)、電子帳簿法改正、社会保険のパート労働者への拡大、最低賃金の上昇など中小企業経営にとって課題・問題は上げたらきりがありません。ただでさえ、エネルギーや物価・仕入価格の上昇、品薄と納期の遅れなどの問題が直面する中で、追い打ちをかけるように法律や制度が施行されています。弊会は、地域の雇用を守り安定させ、町内会や学校関係でも役割を担い地域を維持発展させているのは、中小企業に他なりません。考え方と、どんなことをやるか(施策等)、もしくはやろうとしているのかお聞かせください。

【Q2】「新潟県」についての考え方をお聞かせください

県の最大の課題は、人口減への対策だと考えます。自然減は減少の一途をたどり、社会減も隣県に負けっぱなし、2030年には県人口も200万人を切る予測が立つ中で、県経済は縮小し続ける状況が続いています。弊会では、地域循環型社会の実現と、エネルギーや食料自給率を上げる共に、最先端技術への取り組みと、郷土愛を醸成する教育の実施を要望として県に上げ、自立を促す政策の提案を行っています。考え方と、どんなことをやるか(施策等)、もしくはやろうとしているのかお聞かせください。

【Q3】「国防・世界平和」についての考え方をお聞かせください

ロシアのウクライナ侵攻が続いています。弊会としては、ウクライナ侵攻の無条件・即時撤退を求めています。中小企業は平和の中でしか存続できません。世界平和を守るための日本の政治家としてのやるべき仕事は何か?また、国防について今すべきことは何か?考え方と、どんなことをやるか(施策等)、もしくはやろうとしているのかお聞かせください。

【Q4】「その他」についての考え方をお聞かせください

様々な投票率からみても、政治に興味を持つ国民が非常に少ないと感じています。それでいいのでしょうか?関心がもたれず反対が少ないから物事が進めやすいとお考えでしょうか?国を語らない国会議員だらけの現実についてどう考えていますか?投票率を上げる施策について、考え方と、どんなことをやるか(施策等)、もしくはやろうとしているのかお聞かせください。

 

候補者

自民党 小林 一大氏(解答あり)

立憲民主党 森 裕子氏(解答あり)

NHK党 越智 寛之氏

参政党 遠藤 弘樹氏(解答あり)

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