新潟県中小企業家同友会
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01合同例会03新潟支部25経営労働委員会

2021年10月20日 新潟支部x経営労働委員会による例会が開催されました!!

『コロナで加速する変化とその先、ビジョンを描く』~経営指針とBCP(事業継続計画)で鬼に金棒~

新潟支部 x 経営労働委員会によるコラボ10月例会が、Zoom開催されました。
報告者に、一般社団法人東京中小企業家同友会 事務局長 林 隆史氏より「BCP(Business Continuity Plan)」をキーワードに報告していただきました。参加者は、総勢30名となりました。

【報告の概要】

①私達をとりまく多様な外部環境の変化
②コロナの変化の中での会員企業の実践例
③この先、ポストコロナを見据えてどう活路を見出すのか?を中心にご講演いただきました。
その後、各グループに分かれ、「今後の社会情勢から、当社にとって何がリスクであり、何がチャンスなのか」と題してグループセッションが行われました。

【例会のポイント】

・変化に目を閉ざすことがもっとも危険
・世界を覆うコロナの影響 未曾有の変化の中で 経営者はこれからくる変化に目を凝らして経営の維持し道をしめし、社員とともに歩んでいかなくてはならない。それを自助努力で成し遂げなくてはならない。経営者に今 求められている責任はあまりにも重い!
・社員との信頼関係が危機を乗り切る力の源泉。徹本業か拡本業か脱本業か?変化へ対応する。理念ある会社は変化への対応が早い。3つの構造変化(経済のグローバル化の再編・デジタル化の加速、人々の意識の変化)が社会を動かす。
・BCPとしての企業間連携 ・多様な危機をチャンスにする。そのために普段のBCPに取り組むとともに、自社の強みを知り、磨き上げ、チェンジをチャンスに変えよう。
などについて、中小企業家同友会会員による事例を交えながら詳細に解説して頂きました。

【所感】

・BCPというと、「とっつきにくい」「慌てて作る必要がない」と思いがちで、先送りにしてきた感がありますが、身の丈にあったBCPがあることを知りました。
・このご講演で災害以外にも多様な社会構造の変化があり、しかもコロナ禍により加速されている現実があり、変化に対応できないと生き残りは難しくなるのだと思いました。
・厳しい業界でも、新しいアイデアで新規事業に取り組んでいる事例が紹介されましたが、こういったことは、日頃から経営者と社員との信頼関係がないと生まれないんだと思います。私も変化への対応を経営指針に落とし込み、イノベーションが生まれる土壌を作っていきたいと思います。
・350ページ近くもある膨大な資料は、今後の外部環境を分析する貴重な資料になります。本当にこの例会に参加して良かったです。

 

報告者:林 隆史氏   一般社団法人 東京中小企業家同友会 事務局長
座 長:酒井 巳喜雄氏 研冷工業(株) 代表取締役(新潟支部セントラル地区)
室 長:鈴木 一氏   (有)鈴文 代表取締役(三条支部)
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