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これをやらずに決勝トーナメント進出ということは、やったらかなりイケるのではないだろうか―第36回新潟市民綱引き大会からの学び

みなさま、こんにちは。
やってきました1週間空いての水曜日。
今回は西村が担当です。
みなさんは、
「新潟市民綱引き大会」なるものがあることをご存じですか?
昨年2月、
息子が所属する野球チームが参加するということで、
私は初めてそれを知りました。
2月・・・体育館寒そう・・・ずっといなきゃかな・・・
と、やや億劫な気持ちが上回って会場入りしたことを覚えています。
だがしかし、だがしかし、
予想を遥かに超える盛り上がり!!大興奮!!
綱を引く。
単純だからこその面白さを知っての2025年。
今回は私も大人チームで参戦。
結果は・・・・
予選リーグ5戦全勝。
決勝トーナメント初戦敗退。
綱引きガチ勢もいる中で全力でやりきった達成感と、
その中に滲む悔しさ。
もう1勝するには、
どうしたら良かったのか。
人生で初めて「綱引き 勝つ コツ」というワードで検索。
■コツ1:並び方
綱がなるべく一直線になるようにする。
男女混合の場合は力を均等にするために男女交互に並ぶのが良い。
■コツ2:並ぶ位置と手の向き
右利きの人は綱の左側に立ち、左手を前、右手は後ろにする。
左利きの人は綱の右側に立ち、右手を前、左手は後ろにする。
■コツ3:綱の握り方
両手はピッタリくっつける。
綱を握ったら手を内側に絞りながら脇に綱を挟む。
■コツ4:足の形
足はハの字に開いてガニ股になる。
真っ直ぐ前を向いて地面に足を踏ん張る。
意識するのは、「地面との摩擦を最大にする」こと。
※綱引きシューズについては後で説明するよ!
はい。
ここまでが引き始めるまでのコツまとめ。
主審が「プル!」と掛け声をかけ、
いよいよ戦いが始まります。
■コツ5:姿勢
真正面を向き、脇と両手で綱を固定したまま後ろに倒れる。
「体を一直線にしたまま60度後ろに倒れる」をイメージ。
おなかを前に突き出し、
後ろに反るようにして全体重を綱に預ける。
■コツ6:視線
体を一直線にして体重で綱を引くコツは視線。
足を踏ん張り、空を見ながら後ろに倒れることで全体重を綱に預ける。
■コツ7:引く方向
全体重を綱に預けていると、
真後ろに向かってさらに引こうとしても摩擦力の限界で足が滑ってしまう。
引く方向は「斜め上」にするのがコツ。
■コツ8:掛け声と力の入れ方
焦りは禁物。
まずは後ろに倒れて全体重をかける。
その後、声をあげてタイミングを合わせて引く。
オススメの掛け声は「1、2、さーん!」。
「1」で右足、「2」で左足を後ろに下げ、「さーん!」で再び後ろに倒れて全体重をかける。
全員が掛け声に合わせて同時に力を加えることが重要!!
単純なようで、単純ではない。
力学のスポーツなのである。
図:山本明利氏「綱引きの力学」より
最後に、「摩擦力を最大にする」ためのアイテム紹介!!
綱引き専用シューズです。
優勝チーム、準優勝チームの多くの方が履いていて気になったのが、コレ。
摩擦力を最大化するため、
靴底は真っ平!!!
移動中に靴底にゴミやホコリがつかないようにするためのカバーもあります。
アシックスが2024年に綱引き協議から完全撤退することを発表したため、
今後、各ショップでの新たな入荷はないとのこと。
本気で勝ちに行くなら、
シューズは必須。
買うか買わないかは・・・私次第ですっっっ!!!!