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しがない入院のお話です
皆さま、こんにちは。
年中しがない私生活を送っている男、刑部です。
今回は昨年末に入院をしていたというお話です。
既にいろんなところでお話ししてはいるのですが、ネタがないのでこすり続けます。
12月21日に入院し、翌22日に手術を受けました。
手術名は「プレート除去術」と「オトガイ形成術」。
プレートっていうのは、元々私の下顎骨に入ってたものでして、
2022年の2月に受けた手術で切った顎の骨をつなぎ合わせてくれてたものです。
プレートとそれを留めるネジ。手術から目が覚めたらなんか横の机に無造作に置いてありました…笑
これを口の中から両側にメスを入れまして、取り外してもらいました。
今まで顎を支えてくれてありがとう、プレート君。
もう一つのオトガイ形成術というのは後退している顎先の部分を前に出すものです。
顎の先端部を山形に切り取り、6ミリ前方に出しました。
審美的な改善を図るのもそうなんですが…
睡眠時無呼吸症候群は顎が小さかったり後退している人がなりやすいそうで。
若いうちにリスクの芽を摘めてよかったかもしれません。
今回の手術は比較的負担が少ないとは聞いていましたが、
手術直後はさすがにグロッキー状態です。
まず麻酔から目が覚めて虚ろなまま病室に運び込まれてるとなんか頭上から怒鳴り声がします…
医師A「おい、急に手離すなよ!患者さん優先しろ!」
医師B「はい…」
医師A「お前ほんとそういうところ…!なんたらかんたら」
気持ちはわかるがとりあえず今はやめてくれぇ~と微かな意識の中で聞いていました。
病室に戻ると今度は口の中の血を吸引機で吸い続ける作業が始まります。
これは前回の手術の時もやっていたのですが、吸っても吸っても血でのどがふさがりそうに
なります。麻酔から完全に醒めてない中で気力との勝負になります。
水が飲めるようになれば多少楽になりますが…それまでは辛抱に次ぐ辛抱です。
少しすると絶対安静が解かれて多少歩いてもいいといわれました。
しかし歩き始めると急に脂汗が出て、三半規管がぐらつき、吐き気を催してしまいます。
母も麻酔に弱いようで体質なんでしょうが…
車いすで看護師さんにベッドまで送り返されてなんだか情けない気持ちになりました。
しかしその日の夜のご飯もしっかり平らげまして、
翌日以降もかなり早い段階で調子が戻り、自分でもびっくりするくらいでした。
執刀医のK先生はこの分野で著名な名医ですが、
手術を受けるたびに本当に素晴らしい腕だなと思わされます。
今後手術でお世話になることはたぶん、おそらく、きっとありませんが
先生に担当していただけて本当によかったという気持ちです。
というわけで、新生(主に顎が)刑部として2024年も頑張ってまいります。
あ、その病院は食堂のかき揚げらーめん(⁈)が名物なので、皆さまもよかったらぜひ入院してみてください。
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