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アルビレックス新潟 2023シーズン総括
2024年が目前に迫ってきました。
師走の折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
段々と年を重ねることに喜びを感じなくなってきました、事務局の刑部です。
さて、アルビサポーター歴12年目に突入する私ですが、ここで満を持して(誰も待ってないが)
サッカーの話題に触れたいと思います。
今シーズンのアルビの素晴らしい健闘ぶりを総括せずして年を越せるわけもありません。
2017年以来のJ1に挑むアルビレックス、シーズン前の下馬評は文字通り最悪でした。
スカッドには知名度の低い選手たちが名を連ね、シーズンオフの補強はたった4人でした。
人件費もJ1基準と比較すると極めて少なく、監督はトップチームの監督歴がまだ2年目なのです。
多くの評論家たちはこんなチーム通用するはずがないと最下位かつ1年でのJ2降格を予想していました。
しかししかし、予想に反してアルビは開幕4戦負けなしと良いスタートを切り、
壁にぶつかる時期もありましたがそれすらも成長の糧として、終盤は9戦負けなしで終えました。
結果的に、シーズンを通してアルビは残留争いとは無縁の存在でした。
この間、1名が活躍を評価されて海外に渡った後に日本代表に選出、現所属選手も1名代表に選出されています。
最も優秀な若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」もアルビの選手から選ばれました。
選手・スタッフの皆さんはまだまだ満足せず高みを目指されていると思いますが、
1サポーターとしては非常に充実した素晴らしいシーズンを送らせてもらえました。
関係者の皆さんには本当に感謝しかありません。
印象的なゴールも数多くありました。
個人的には開幕戦での谷口海斗選手の先制弾がいまだに脳裏に焼き付いています。
前述の下馬評にもあった通り、アルビのサッカーはJ1で通用するか不透明な部分がありました。
お恥ずかしながら、選手たちを心から信じたい気持ちはありつつも半信半疑だったといえます。
頭の片隅で自分たちのスタイルが全く通用しない可能性を考え、最悪の結末も覚悟していたほどです。
しかしながらそんな不安を払しょくするかのような豪快すぎるゴールを谷口選手が叩き込んでくれました。
J1昇格が決定した時はただただシンプルに喜んでいた私ですが、
このゴールは過去の低迷した非常に苦しいシーズンも応援し続けてきた日々が思い起こされ、
少し目頭が熱くなってしまいました。
来年の戦いに向けてアルビは既に動き始めました。
絶対的な守護神の残留も決まり、有力な選手の獲得にも成功しています。
積み上げたスタイルに磨きをかけ、来期こそは悲願のタイトルを獲得するシーズンになることを
心から願っています。
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