新潟県中小企業家同友会
025-288-1225 お問い合わせ

カマキリin冷凍庫

みなさま、こんにちは。
やってきました水曜日。今回は西村が担当です。

2018年8月19日に放送された『ダーウィンが来た!―奇想天外!珍虫たちのサバイバル』。
生き残るための昆虫たちの不思議な進化の姿に、
息子と私は夢虫に、いや、夢中になりました。
そして、
その中で紹介された、
【 探検昆虫学者 西田賢司さん 】
に興味を持ちました。

調べると、
・コスタリカ在住
・中学卒業後、単身アメリカへ
・お腹の皮膚でヒトヒフバエを飼育

何々!?気になりすぎる!!!
・・・ということで、Facebook検索。
いらっしゃいました、西田賢司さん。
メッセージを添えて、リクエスト申請させていただきました。

それから5年の歳月を経て・・・
西田さんから、
糸魚川での昆虫探検のお知らせをいただきました。
はい。もちろん参加します。
あ、息子がね。
こちらの探検は、小学3~6年生が対象。
募集していたボランティアも、参加小学生の親はNG。
私は送迎役に徹しましたが、
そこで西田さんとお会いし、直接お話しすることができました。

西田さんのお仕事、探検昆虫学者とは?
(以下、西田さんホームページより)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
英語でExploratory Entomologistという。科学や昆虫学の世界でもほとんど耳にしない言葉で、 おそらくハワイ諸島での生物防除(生物を使って他の生物を自然に近いかたちで制御する)関連の世界で生まれた言葉であろう。
以下の理由でこういった特殊な仕事の分野が必要となり、生物防除役になる未知なる昆虫などを求め探検、探査をすることが目的だ。
人の好き勝手によりハワイへ持ち込まれた植物などが繁殖し、もともとあったハワイ特有の自然、 森などを侵害している。特に多様性が少ないハワイなどの小さな離島の生態系はバランスが崩れやすい。 そこで、人の手で制御しづらい侵入植物を昆虫などの小さな生き物に頼り制御していくというのが趣旨だ。 駆除の際、除草剤や化学物質などを散布すると周りの生態系、又私たち人間にも悪影響を及ぼす。また 人の手が行き届かない険しい場所や、人の目が生き届かない場所で成長している植物に効果的だ。 効果が持続するということにも関心が高い。
重要なポイントはその外来侵入植物に特殊化している昆虫、いわばその外来侵入植物のみを食べる昆虫を探し出し、長年にわたり研究し、 制御役にふさわしいと判断されたものを導入していくということで、それは根気のいる仕事だ。
もともとその植物が自生している地域に出向き、防除役となる未知なる昆虫を発見し、未知なる生態を解明するのが探検昆虫家の役割である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昆虫探検から息子が持ち帰ったカマキリの標本の素(発泡スチロール板に、捕まえたカマキリをピンで固定)は、
その翌日も動いていて、
息子は、
「なんか、かわいそうになってきた・・・」
と言う。
西田さんに伝えると、
「冷凍するのがいいですね」
とのこと。

早速冷凍庫へGO(夫に内緒で)。
動かなくなったカマキリと、
西田さんからのサインを机の上に乗せ、
昆虫学者をめざす息子です(2023年10月4日現在)。

一覧に戻る
     

入会案内・お問い合わせ

中小企業の経営者及びこれに準ずる方で、会の趣旨に賛同される方は、どなたでもご入会いただけます。
また、会員企業の社員の方や会員でない方も参加できる行事があります。

025-288-1225
メールでのお問い合わせ