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ヤツは突然やってきたーニホンヤモリとヨーロッパイエコオロギとの出会い
みなさま、こんにちは。
やってきました水曜日。
今回は西村が担当です。
先日、仕事を終えて家に帰ると、
「学校でヤモリを捕まえてクラスで飼うことになったから、飼育ケース持ってっていい?」
と息子。
生き物を飼わなくなり、物置にしまっていた飼育ケースを出し、
一番大きなケースを選び出しました。
息子がその飼育ケースを学校に持っていた日の夕方、
夫から、
「○○(息子)がヤモリの餌を買いに行きたいらしく・・・」
と連絡が。
土日のお世話にと、
ヤモリを連れ帰ってきたとのこと。
夫が夕飯準備を買って出てくれ、
私の帰宅のその足で、息子とともにムサシのペットセンターへGO。
行きの車中で息子に、
「ヤモリは何を食べるの?」
と聞くと、
「コオロギだって。乾燥のでいいらしいよ」
おぉ。
コオロギですか。。。(透明パックにわさわさ入って売られているのを想像)
これまで家で飼ったことがあるのは、
金魚、カタツムリ、ナミアゲハ、モンシロチョウ、カブトムシ、クワガタ、カマキリ。
カマキリ以外は餌に関しては難しくなく(カマキリは難しくて、途中で飼うことを断念)、
そんな頭でいたので、
「コオロギ」と聞いて、気持ち、焦り始めました。
わさわさ。
ペットセンターに到着し、
真っ先に店員さんのもとへ。
「ヤモリを買うことになったので、必要な物を教えて下さい!!」
< 以下、店員さんと私たちのやりとりまとめ >
飼育ケースはありますか? → あります。
下に敷くのはこの辺り(ヤシガラ)がいいと思います → はい。買います。いっちゃん少ないヤツで。
ケースの内側に霧吹きで水をつけてください。それを飲むので → アッチ(ムサシ別売り場)で買おう。ところで、前に学校に持って行った霧吹き、どうした??(息子の記憶なし。オイ。)
水を入れる皿も・・・ → はい。買います(流れ作業のように)。
夜行性なので、隠れられる場所があると安心します。トイレットペーパーの芯でもいいんですが・・・。 → 売り場にあったぶ厚い木の皮のシェルターを選ぶ。
温度管理も必要ですね。今はまだいいんですが。 → それは次回に。
住環境はこれでOK。
次は餌です。
「野生のヤモリなんですよね?であれば、生きてるコオロギですね。コオロギは・・・」
と、コオロギの“飼い方”説明に突入。
あ!!
【ヤモリを飼う=自動的にコオロギも飼う】
になるのねーーーーーーーー!!!!
「ヤモリを元気に育てるには、餌のコオロギも元気がいいですよね!」
そりゃそうだ。
私たちが食べるものと同じ考え方。
なんというか、
目からウロコというか、新発見感覚でした。
餌となる生き物を育てることになるとは。
コオロギと、
コオロギにまぶすカルシウムパウダーと、
コオロギを掴むためのピンセットも購入して、
第一段階のミッションクリア。
なぜに「カルシウムパウダー」かといいますと、
自然界でのカルシウム摂取源は主にワラジムシだそうですが、
ワラジムシだけを餌とするには栄養バランスがイマイチなようで、
栄養バランスに優れたコオロギにカルシウムをONするのだそう。
ほぇ~~~~。
帰って、ヤモリハウスセッティング(間にヤモリ脱走というハプニングあり)。
そして、ひと回り小さい飼育ケースに、
コオロギを、入っていたケースからごそっと移し替え。
おぉ・・・
これは・・・あまり夫の目に入らないところに置くのがいいな・・・(集合体恐怖症傾向ありのため)
紙の卵パック(コオロギのシェルター)をセッティング。
ジャム瓶の蓋に濡れたティッシュを入れて(水分補給用。水入れだとコオロギ溺れるらしい)、
ニンジンの皮(コオロギの餌)を数切れ投入。
コオロギハウスもセティング完了。
「まぶすってちゃんとつくのかなぁ?」
とイメージが湧かずにいた「コオロギへのカルシウムパウダーまぶし」も、
やってみると綺麗にまぶされる(ピンセットでコオロギを捕まえるのが難しいですが、慣れます)。
2日に1回、3匹をヤモリハウスに入れれば良いそうです。
いつもより文字数が多くなったヤモリ回。
ヤモリを飼う際の参考にしていただけたら、
これ幸い。