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書かせてください国立決戦。
いつも事務局ブログをお読みいただきありがとうございます。
今週のブログ担当の高橋です。
先週、刑部さんから「私はまだ心を整理できていないので、ルヴァン決勝のことはお願いします。」と免罪符を手に入れた高橋です。
実は事務局ブログ、アルビのことはあまり書かないように心がけておりまして、なんと前回は7月….
7月。。。???
普段からあんまり我慢できていないようですが、本当は毎回アルビでもいいんです。私にとってはヒサシブリ。
それはそれとして、今週、今日、今の情熱でしか書けない話題。
そう。
アルビレックス新潟 JリーグYBCルヴァンカップ(通称ルヴァンカップ)準優勝。
ええ、それはもう盛り上がりました。
私はアルビを知らない人の気持ちはわかりませんが、それはそれは盛り上がりました。
今日は、このルヴァンカップ。サッカーの中身ではなく、サポーター側を見て感じたことをつらつらと書いていこうと思います。
まず中身に触れる前に、「ルヴァンカップってなんやねん」という方へ説明しましょう。
日本プロサッカーリーグでは、3大タイトル【Jリーグ、天皇杯、ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)】と呼ばれる大会が毎年開催されています。(スーパーカップ(前年のJリーグと天皇杯のチャンピオンが戦う)を含めると4大タイトル)
言わずもがなのJリーグ、優勝チームはアジアチャンピオンズリーグの出場権が与えられる天皇杯と比べると、重要度は落ちるかもしれませんが、れっきとしたタイトルなわけです。
そんなタイトルに、アルビレックス新潟は1999年のJリーグ加盟から、初の挑戦権の獲得となりました。
国内でも指折りのサポーター数を誇る新潟。
11月2日国立競技場での開催が決まった瞬間、それに間に合う新幹線の指定席はみるみる埋まり、その日のうちに無くなりました。
飢えた獣ように、次の獲物を高速バスに移し、こちらもすぐに完売。
見かねたJRが”アルビサポのため”に用意した臨時便も予約でいっぱいというとんでも現象を起こし、【おらが町のクラブ】と共に頂点に上ることを目指し、その日を待ちました。
対戦相手は名古屋グランパス。
相手は相手で守護神ランゲラックの退団という、聞きたくないストーリーのせいもあって負けられないぞ状態のチームでした。
迎えた当日。
新潟からは誇張のない超満員の新幹線が次々に東京駅に向かい、民族大移動状態。
私は夜のうちに埼玉に向かい、朝早めに現地に向かっていたので、隊列に巻き込まれることはありませんでした。
13時のキックオフに関わらず、9時には大行列の国立競技場。
6万2500人来場の国立競技場は赤とオレンジの群雄割拠。
入場が始まるとあっという間に空席がオレンジに染め上げられお互いに臨戦態勢へ。ド迫力のチャント(応援歌)。
私は、初昇格4万人のビッグスワンは経験したことがないので、その比較はできないけれど、これまでに聞いたことのない声量に試合前から感動を覚えました。
試合は劣勢に立たされ、ずっと追いつこう追いつこうと戦い、追いついてからは相手サポが「怖い」と感じるほどの空気感。
最高潮だったのは逆転のチャンスのコーナーキック。
ダニーロがゴール裏を煽り、始まったGAME。
レッツゴー ゲットゴールオー
あのですね。地響き。
人の声ってこんなに大きくなるんだって。
グラス置いたら割れるんじゃねーかなって。
それくらいの一体感の直後、コーナーキックは逆サイドに流れてしまい一瞬で終わってしまった。(悲)
必死にカメラを出したんですが、動画に残せず・・・
ほんの数秒だったんだけど、あれを感じられただけでも国立に行った価値があったと思いました。
だって、右も左も知らない人なんですよ?
試合中も、あなたは新潟市?村上?なんて聞かないんですよ。
苗字も知らないし、座るときに軽く会釈するくらい。
そんな3万2500人がオレンジに身を包んで、1つのボールの行く末を追って、ゴールが入ったらもみくしゃになってハイタッチとかするんですよ。
こんな非日常、ここでしか得られなかった。
いや、勝てばもっとすごかったけどね?
やっぱり、熱くなれる者の存在っていいですね。
別にプロスポーツじゃなくても、やろうと思えば地元小学校の運動会で急に走らないといけなくなったお父さんたちにだって全力で盛り上がれますよ私は。ええ。
何にせよ、スポーツへの意識がまた少し変わった国立決戦でした。
まぁ、アルビは残りの日程を全力で戦いましょう。
この話に落ちはありません。
はい。書きたいことを書いただけ。
そのためにある事務局ブログ。
もう一度言います。
落ちはありません!!!!!!
来年もJ1を戦うアルビレックスを私たちと共に応援しましょう!!!!!!!!!
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