広報誌同友にいがた
2021年7月号
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“厳しい情勢の中で、一緒に学び合う仲間を増やしたい”、“コロナ禍で使用しきれていない予算から、入会のサポートを行いたい”。新潟同友会理事会の中で生まれた「新潟同友会GoTo500プロジェクト」は、2021年1月からスタートしました。
3月31日までのキャンペーン期間内に、39名の新会員が入会し、目標としていた新潟同友会会勢500名を達成。ご入会いただいた方々も、例会や委員会部会の場に多くご参加されています。しかし、コロナ禍では会場で向かい合って話し合ったり、名刺交換をする機会もなく、中々交流もできていない現状かと思います。
そこで、広報誌特別企画では、GoTo500キャンペーンでご入会いただいた39名の新会員の皆様から、簡単な自己紹介をしていただきます。また、代表して3名の方に、同友会に入会してみての感想をお聞きしました。
※ご紹介させていただくのは、2021年1月1日から3月31日までに入会された39名です。4月1日以降にご入会された皆様は、改めてご紹介させていただきます。
5年前に【誰もやらないなら俺がやる】という気持ちでミノル製作所を起ち上げた本多貴之と申します。弊社の仕事内容は金属加工の街燕三条の中でも本当に少ない金属加工技法のひとつであるへら絞りというもので、ろくろを回して粘土で作る陶器の材料が金属になったイメージです。一枚の金属板を2本の金属の棒を巧みに操り金型通りに成形していく加工方法です。詳しくはHPを見てもらえるとありがたいです。
現在燕三条には同業の企業がおそらく10社を下回る件数しかなくそのほとんどが70歳代で、事業継承もうまくいっていないのが実情です。昔から、ものづくりの街燕三条と言われ、その原点であるものづくりが今は難しくなっているので、どうにか10年後・20年後には「やっぱりものづくりの街燕三条だね」と言われるように、技術を絶やさず受け継いでいく、そんな思いでスタートしたばかりの会社であります。
若いパワーで末永くをモットーにこれから精進していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
2月に入会しました、㈱インプレッシヴ 佐藤潤一です。弊社は2015年から入会しており、登録の変更により私が入会することとなりました。2021年1月に代表取締役副社長に就任し、現場に飛び回る仕事から、経営に本腰を入れなければと思いました。
しかしいざ経営について考えると、「就業規則の見直しは?」、「評価制度の整備は?」、「公平な給与制度とは?」、「社員のモチベーションとは何か」、「そもそも経営とは何か」など、どうしたら良いのか悩む日々でした。そんな中、弊社会長の渡辺から「同友会に参加すると勉強になるよ。是非参加してみて!」とアドバイスを頂き、「では同友会で学ばせていただこう!」ということで入会いたしました。
実は、3年ほど前から共育求人委員会の新入社員研修に参加させていただいております。同友会はとても活気がある会との印象を持っていたため、”とりあえず参加してみよう精神”で例会に参加しています。
また、先輩経営者の皆様とのお話と共に、私と同じ経営者初心者マークの方とお話しできることは、私にとって有意義な時間です。同友会の行事に参加する一番のメリットは、様々な人との出会いがあり様々な意見やアドバイスを頂けることだと感じています。
経営者の立場になる前から、「これからの時代を乗り切るために、社員が成長できる”場”を提供する」ということを常に心がけていました。それを実現するために、今後も同友会の活動の中からヒントを得てより良い会社を目指します。引き続きよろしくお願いいたします。
合同会社AMBITIONは、パソコン業務全般を株式会社だんらんから切り離し、ホームページ、チラシ等の企画、立案、制作を行っております。また、私が取締役を務める別会社、株式会社だんらんは、介護施設の運営、福祉用具のレンタル・販売、飲食店の経営を行っております。その他、最年少で財団法人日本認知症グループホーム協会新潟県支部理事、新潟県小規模多機能型居宅介護事業者協議会副会長を務めております。
私の仕事内容は上記の通り、営業と介護相談業務の為、土日や祝日でのお客様の対応も多いです。私の趣味は「仕事」、遊びも「仕事」という性分ですので、1年360日以上、仕事をしています。
入会から、支部例会、流れるように参加することになった青年部会の例会等に顔を出していますが、実のところ、同友会の活動については正直まだよくわかっておりません。今までは「若さ」を武器に年上の方達に可愛がられ、揉まれてきましたが、40歳を手前にし、年齢的には中堅。「年下や同年代に負けたくない」「年上の先輩方に早く追いつきたい」とそんな想いで毎日奮闘しております。
今月は特別編集紙面のため記事掲載はありません。
今月は特別編集紙面のため記事掲載はありません。
広報情報委員会と女性部会がコラボ例会を開催いたします!開催日時は、7月28日(水)17:30〜20:00です。報告者は、兵庫同友会の西良旺子さん(株式会社be.love.company. 代表取締役)です。
専業主婦として育児と家事に追われた20代から、32歳で株式会社リクルートと業務委託契約。39歳の時、1,500人いるホットペーパー部門で全国NO.1セールスを3年間続け、その後起業します。
SNSを使用したPRと人財育成を行うbe.love.company.の経営理念は【テーマは愛です】。
専業主婦から企業に勤め知った、「働く楽しさと素晴らしさ」を体現し続け、何より「人」を大切にする西さんが、同友会をどのように活用し、同友会を、自社を“楽しく”した方法とは?
オンライン会議でも、あっという間に引き込まれる西さんの報告は“楽しく学べる例会”間違いなし!必見です!ぜひお申し込みください!!
(新潟同友会事務局 高橋拓夢 記)
5月25日(火)、新潟同友会 第40回定時総会が昨年に引き続きオンラインで開催されました。
総会議案の他、会歴20年等の表彰も執り行われました。記念講演には、フラー株式会社 代表取締役会長の渋谷修太氏に登壇していただきました。新潟・日本・世界から注目される若手経営者の故郷新潟への熱い想いが、配信会場となった朱鷺メッセから、県内・全国からの300名以上の参加者へ発信されました。
本誌では、設営に携わっていただいた方から5名の方に、感想や新年度の想いをいただきました。
代表理事
吉川不動産株式会社 代表取締役
吉川芳邦氏(新潟支部ウェスト地区)
◆第40回新潟県中小企業家同友会
定時総会を終えて
この1年、新型コロナウイルス感染拡大が、我々の日々の生活や企業経営に大きな影響を及ぼしました。そんな状況の中、会員の皆さんは必死になって会社を守り、新潟同友会は「活動を止めない」との強い決意で、オンラインを駆使し同友会活動を展開してきました。改めて「労使見解」による経営姿勢の大切さを強く感じています。
ただ、今回のコロナで、人の意識が変わり、新たな価値観が生まれ、世の中が急速に変化しています。同友会としても、「ふるさと」と「企業」の未来に向け新たな対応が求められています。来年は、新潟同友会創立40周年の節目でもありますので、2021年度はその課題への取り組みと、「ビジョン2022」を実現するため企業づくりと地域づくりをしっかりと進めていきます。
今年度も会員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
代表理事
有限会社京美容室 代表取締役
関原英里子氏(上越支部)
◆2021年度新任代表理事
今期より代表理事を任命されました上越支部有限会社京美容室・関原です。女性の代表理事として、経営者だけでなく、生活者の視点からも同友会運動に関わらせていただけたらと思います。
さて、新潟同友会は今、変換期にきていると感じます。新型コロナウイルスの感染拡大から経営環境が大きく変わり、それぞれの課題も増えてきていると思います。その中で青年部会をはじめとして、各支部、委員会部会の活動が活発になってきていることは、新潟同友会がいち早くオンラインに着手したことにあると思います。守るものを守り、変えていくものには変化を恐れず変えていく。そして、経営者と社員さんの人生を有意義なものにし、会社とその地域の発展にワクワクしながら、楽しみながら一緒に活動していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
副代表理事
株式会社ハーヴィッド 代表取締役社長
小田利洋氏(新潟支部イースト地区)
◆定時総会実行委員長
新潟同友会の皆様、いつもお世話になっております。まずは、先日の第40回定時総会にご参加いただき誠にありがとうございました。この定時総会は前代未聞の311名が参加となり、多くの会員さんにメッセージを届けられたことと思います。記念講演では若手経営者のトップ集団を走る、フラー㈱ 渋谷修太会長をお迎えできたことも総会大成功へのプロローグだったように感じます。
さて、現在私たち中小企業はとても厳しい経営環境下におかれています。さらに、コロナ禍により人々の価値観や生活、働き方も大きく変わっていきます。今経営者として企業として変化が求めらる中で、私たちはどのように変化していけば良いのでしょうか?私自身も答えは分かりません。これまで10年かかった変化を、今は1年で変わらなくては時代に取り残されます。渋谷さんの講演を聞いて圧倒されるだけなのか? または、自分の役割を再確認し、それぞれのステージで未来を描いて行くのか? 今経営者は変化と進化が求められています。
スズキトラスト新潟株式会社 代表取締役
柴澤仁子氏(下越南支部)
◆定時総会司会
総会という、一年で1番大切な会での司会を仰せ付かりまして、力不足ではありますが精一杯努めてさせていただきました。このような機会を与えてもらえた事、とても感謝いたします。
本来ならば、会員全体が一挙に集まる総会ですが、このご時世オンラインという形での開催でした。このやり方が、今後のスタンダードになっていくと思います。なんだか寂しさも覚えますが、考え方を変えると、遠方の方も時間に限りのある方も参加が可能になる開催形式であると思いました。より1人でも多くの方に参加していただき、新潟同友会がどんな動きをして運営されているのかを知ってもらい、もっと好きになってもらいたいと感じます。
1人の力では限界があります。仲間と協力し合い、たくさん関わる事で、見えてくる景色も変わります。良い会社、良い経営者、良い経営環境をと、同じ志を持った人が集まっているのですから。
記念講演では本当に刺激を頂きました。自分から飛び込んで、どんどん経験と感動を積み重ねて行きたいと、本当にワクワクしました。新潟への想い、愛もたくさん感じました。
「一度きりの人生、バカみたいに夢を追いかけて生きていいんだ」とエールも、もらいました!経営理念を貫く事が、未来を切り拓きます。このご時世だからこそ、地域から日本を元気にしていきたいと強く思いました。
青年部部会長
エフテクニクス株式会社 代表取締役社長
藤島俊祐氏(新潟支部イースト地区)
◆設営担当組織
それはいつものように小田青年部会長(当時)の一本の電話から始まりました。「俊、今年の定時総会は新青年部会の体制で主導するから!」。しかし、その時新青年部会は4月の大行事、青年部会総会inモノリスでの設営で手一杯でした。そんな空気を察してか、実行委員長には言い出しっぺの小田さん自身が立候補してくれました。
年初の青年部会ミーティングの中で、誰に記念講演を話してほしいか?との議論が始まり、青年部会員の上野さんから真っ先に候補に挙がったのがフラー株式会社の渋谷さんでした。
議論の中、他の錚々たる候補の中から、青年部会らしい講演者として、満場一致で推薦されました。実現したこの講演は新潟同友会にとっても、設営に関わった青年部会にとっても、歴史に残る記念講演になりました。
設営の中での一番のハードルは300名という動員目標で、各支部長の皆さん・個別に動員してくれた会員さん・全国へ声掛けしてもらったメンバー・各大学へアポを取って頂いた事務局の鈴木さん、全員の力が結集してこの成果を成し遂げられました。そして当日も、実行委員長、司会、議長、配信チームのMADPRODUCTIONスタッフさん、オンライン受付チーム、事務局鈴木さん、理事の皆さま、そして参加者の皆さん、それぞれがみな最高のチームワークで盛り上げてくれました。
今回の成果は、まさに「大成功!」と呼べる内容だったと思います。