新潟県中小企業家同友会
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2025年4月号

新潟県中小企業家同友会
広報誌 DO YOU KNOW?にいがた 4月号 Vol.444

2025年4月号

新潟県中小企業家同友会
広報誌 DO YOU KNOW?にいがた 4月号 Vol.444

■表紙
マーケティングで
想いをカタチに
【(株)サマンサハート 代表取締役】
高橋 真由美 氏 新潟支部ウエスト地区

■Contents
◇PEOPLE LIFE data No.057
未来を創る! 新潟の企業家たち

自分だけじゃないと気づいた
「経営者の視点」
高橋 真由美さん (株)サマンサハート 代表取締役

◇支部・委員会・部会活動報告
それぞれのテーマを専門的に学び、問題を解決!

新潟支部/村上支部/共育求人委員会/経営労働委員会

◇新入会員紹介

◇特設会員紹介コーナー
㈱R-CRAFT 創業80周年 記念取材レポート

◇ANOTHER REPORT
例会や行事の報告など、
情報共有の場としてフリーテーマで同友会の情報を発信します。

共育求人委員会 2024年度第新入社員
ステップアップ研修最終講 参加企業レポート

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  • PEOPLE LIFE data
  • 委員会・部会活動
  • 新入会員紹介
  • 特設会員紹介コーナー
  • ANOTHER REPORT

 

マーケティングの楽しさに気づく

私は昔から絵を描くのが好きで、商品のPOP等を作ることができると聞いて、美容商材の卸売業の会社に事務職として就職をしました。当時はバブルの影響もあり社内は大忙しでした。ある日「配達をしてくれないか?」と言われ、営業車を与えられて週に一度配達に回ることになりました。すると、週1日が2日に、3日にとどんどん配達に出ることが増え、気が付いたら営業職になっていました。美容室を回り、商材を買ってもらうことは楽しくて、どうやったら美容室が仕入れてくれるか、どうやったらお客さんが商品を買ってくれて在庫が少なくなるか、と色々工夫をして仕事に向かっていました。今思うと、これがマーケティングだったんだと思います。そこから約20年営業として働く中で、自身のノウハウが確立していき、それを伝えることが1つのビジネスになると感じるようになりました。しかし、会社ではそれはできないと言われ、悩んだ末独立を決断しました。

 

サマンサハートの立ち上げ

2008年に個人事業としてサマンサハートを立ち上げると、初めは仕事もなく、苦労していました。他団体の繋がりから、勉強会に参加して、マスターオブプランニングアドバイザーなどの資格も取り、販売促進に関わることはチラシ作りや簡単なHP作成など、なんでもやっていました。苦労はあったものの順調に進み、社員も増えていきました。娘も入社してくれ、言い合いもしますが、協力してやっていこうとついてきてくれています。また、2013年にはネイル事業もスタートしました。マーケティング事業は業務上、売り上げが上がるタイミングに時間差があるため、現金の収入となる売上を得ることと、一般消費者と繋がる事業がしたかったということが目的の一つでした。また元々、美容業界で仕事をする中で、業務形態や資格の都合から、ネイルサロンは大きな制限がなく事業化できると感じたため挑戦しました。

 

 

同友会の入会と、自分の意識が変わった時

同友会に入会したのは2019年のことです。新潟市のお取引先も多く、今後の繋がりも考える中で、新潟支部に所属しました。
程なくして訪れたコロナ禍が、大きなターニングポイントでした。当時パートさんを含め10名ほどの体制だったのですが、コロナをきっかけとした仕事や環境の変化を理由に続々と退職者が出てしまいました。それぞれに理由はあったものの、根本的な理由は「私自身に経営者としての能力が足りていなかった」ということだったと思います。マーケティングによる運営はできても、経営ができていなかったんです。会社のことも、自分が伝えた気になっていただけで、社員さんには伝わりきっていなかったこと。創業から毎年作成を続けている経営計画も、中身がなかったんだということに気が付きました。自分で解決することもできず、娘に相談すると、「社長はあなたでしょう」と怒られました。それくらい、今までが丸投げだったとコロナをきっかけに気づかされました。
経営に対しての自覚が芽生えてから同友会の例会に参加すると、みんなうまくいっていないと話しているのがわかりました。社員さんとの関係性がうまくいっていない、指針を作ったけど飾りっぱなしになっている、そんな悩みを同友会で聞いて、「なんだ、私だけじゃないんだ。頑張ろう!」と思えました。それから、経営者の視点を持てた気がします。
私達の仕事は、発揮しきれていない企業の魅力を整理し、仕組み化することです。本来各社に存在するマーケティングを強化し、想いをカタチにするサポートを続けていきます。

 

(株)サマンサハート
代表取締役 : 高橋 真由美 氏(新潟支部ウエスト地区)
事業内容 : マーケティング企画集客プロデュース・ネイルサロン
住所 : 燕市吉田下中野703-4
TEL : 0256-92-3724
創業 : 2008年
従業員数 : 7名(うち外部社員3名)

2025年3月13日(木)、新潟支部総会&例会が開催されました。 総会では新支部幹事、活動方針が正式に承認され、支部長をはじめとする幹事が選出され2025年度の新潟支部を担う新体制が発足しました。2025年度支部長の㈱Creative.LAB 中村さんは挨拶の中で、「『主体者たれ』をスローガンとし、大切な社員さん、パートナーと共により経営状況をよくしていき、それぞれの幸せをつかむ。そんな夢ある主体者の仲間が集まる新潟支部となっていきたい。」と語りました。
続く新潟支部例会では、2024年度支部長の㈱テクノナガイソラーレ 長井さんが登壇し、「人生楽しい!の輪を拡げる ~重責・葛藤を乗り越え挑んだ第二創業。その先に見えた経営の本質~」というテーマで報告しました。長井氏は「経営とは、単に利益を追求するものではなく、関わるすべての人々とともに『楽しい!』と思える環境を創り出すこと。また、経営者を夢のある、憧れられる職業にしたい。」と語りました。
2024年度の締めくくりに相応しい総会と例会報告となりました。2025年度の新潟支部にご注目ください!

新潟支部 幹事長 小池 茂範(小池機工㈱ 代表取締役 新潟支部セントラル地区) 記

 

2022年4月から3年間、村上支部の支部長を務めさせていただきました。
このたび、新支部長の山貝君(㈲料亭 能登新)に役を引き継ぎ、ほっとしているところです。
最近、年齢を重ねたせいか、時間の経過が本当に早く感じられます。
1年前に立てた支部の活動方針も、仕事や他団体の行事に追われるうちに、意識しないまま終わってしまったように感じます。振り返ると反省ばかりです。
一方で、新年度を迎え、新体制となった村上支部は熱気に満ちています。今や村上の「ミスター同友会」となった山貝君が、太陽のような熱い想いと行動力で、支部の改革を進めています。想いのこもった活動方針、新しい組織づくり、入念な会議準備など、村上支部はまるで生まれ変わったように、力強く前進しているように感じています。
会社がリーダーによって変わるように、同友会もリーダー次第です。
リーダーの強い想いと行動、継続的な発信、そしてコミュニケーション。自分の時間と労力を組織のために費やし、「この人が頑張っているのだから、自分も頑張ろう」と思われるような自己成長の精神が大切だと改めて学んでいます。
令和7年度の村上支部に、ぜひご注目ください。

村上支部 支部長 加藤 善典(㈱加藤組 代表取締役) 記

 

共育求人委員会では、共同求人と社員共育の2つを柱に活動しています。
社員共育活動では、直近では3月7日に新入社員を対象としたステップアップ研修を開催し、新入社員が経営者や上司・先輩にインタビューを行い、「自社の魅力を伝えよう 自社プレゼン大会」を実施しました。目的は、自社の経営理念に込められた想いを知る、上司・先輩との相互理解を深める、インタビューを通じて経営者と社員が共に学び、気づきを得る機会とすることです。
新入社員の皆さんは、自社の経営理念や魅力を熱く語る、1年間の成果や課題を振り返るなど、素晴らしい発表でした。
この経験を通じて、新入社員の皆さんが経営指針の実践者となる小さくても確かな一歩を踏み出せたと感じています。次年度は、幹部・リーダー研修も開催予定です。
共同求人活動では、宮城・群馬・香川など、先進的な活動に取り組んでいる同友会を視察しました。次年度は、それらの事例を参考に、学校との関係性を強化し、中小企業の魅力をより多くの方に伝えていきます。
「若者に選ばれる企業へ」「地域に信頼される企業へ」、共に成長し、未来を築いていきましょう!

共育求人委員会 委員長 佐藤 潤一(㈱インプレッシヴ 代表取締役社長 新潟支部セントラル地区) 記

 

昨年9月に開始した「第8期経営指針成文化と実践の会」半年間全6講にわたる受講を終え、去る3月19日、16名の受講生が成文化した指針書の発表を行いました。「何のために経営しているのか?」正解のない投げかけに対し、昼夜問わず自分自身に問いかけ続けた受講生16名。自社経営のブレない軸を持ったそれぞれの発表姿勢に参加者全員の心が動かされた一日となりました。今後は発表した経営指針を実現するべく、自社での実践のフェーズに入っていきます。「成文化」だけに終わらず社内外双方に発信し、パートナーである社員さんと共に「実践」し一歩ずつ理想を具現化していくことで、初めて指針書としての効果を発揮することになります。受講生皆さんの今後の活躍にご注目ください!
経営労働委員会では2025年度も「第9期経営指針成文化と実践の会」を開催予定です。物価高や人件費の上昇など社会情勢は激変が続いていますが、どんな状況でも企業の歩みを止めないような芯となる指針がさらに必要となるはずです。より多くの方と共に学べる場を目指して、委員会一同また1年間鋭意活動して参ります。受講の案内など5月頃より開始予定ですので今しばらくお待ちください。

経営労働委員会 委員長 諸橋 晋太郎(㈲新潟ワークステーション 代表取締役 新潟支部サウス地区) 記

過去を見ることが、未来に繋がる

昭和20年、祖父の塚原清平が燕市吉田に塚原板金を創業しました。祖父は燕市吉田に生まれ、当時神奈川県小田原市で銅壺職人として修業をし、隣接の銅板葺を習得し吉田に戻り職人として、独立しました。技術は確かで、近隣の大きな企業お抱えの職人として仕事を任されていたようです。
そこから、塚原板金は町の板金屋として、古くは能生体育館の屋根や新潟空港の格納庫の屋根や旧吉田小学校の屋根(平成23年に新校舎に移行)新しくは弥彦神社の平成大修営等の仕事に関わってきました。
私が入社した頃は100%下請けの会社で、組織も会社というよりは職人の集まりで、会社の中では「おはようございます」さえない状況でした。利益も最小限で、“稼ぎ出さないと”いけない状態で、凄く窮屈な場所でした。その状況から『ちゃんとした会社にしないと』と思い、勉強しました。同友会にも1992年に入会し、経営指針も3度受講。色んな事を学びました。
私が3代目として代表に就任したのは、平成15年34歳の時でした。非常に苦労しましたが、徐々に元請けの仕事も増やしていくことができ、現在では割合は下請け1:元請け9まですることができています。わからないながら、様々な会で「はいはい」と任された役を真面目にやっていたら、そこから別の勉強会に参加させていただき、自社の事業に繋がってきました。今主力となっている遮熱工事も、始まりは勉強会からでした。遮熱工事を通じて、「地域の製造業を元気にしたい」と、活動しているうちに行政、議員さんにも協力いただき、工場の環境改善として遮熱工事の施工に補助金を出してもらえるようになりました。
80周年にあたり、自社と自身振り返ると、本当に地域に生かされてきたことを感じます。そして、近年行ってきた遮熱工事は、地域への恩返しにもつながるのかな、と感じています。
出張の予定がたまたま噛み合ったことから、同友会の全国大会に参加しました。そこで偶然繋がった千葉の足場屋さんから「仕事って自由でいいんだ」と学び、挑戦の大切さを知りました。学んだことを実践して行こうと思います。
今後の挑戦として遮熱ビジネスのコンサル化、県外事業の強化、海外事業、ショールームを起点とした地域活性化事業、若者のスタートアップ補助事業等、沢山の挑戦をして行こうと思います。
やりたい事、やるべき事沢山あります。自身の能力不足も感じています。また同友会で勉強し助けていただきながら精進を続け、次の100周年に向かいます。

 

 

2025年3月7日(金)に開催された、2024年度新入社員ステップアップ研修の最終講が開催されました。
最終講は6社11名が参加し、「自社プレゼン大会&『自分を見つめなおす』ワークショップ」をテーマに開催しました。
参加した企業の経営者・先輩社員さんからの、参加しての感想をご紹介いたします。

㈲MRオート 取締役専務 前山 渉 氏(燕支部)
参加企業の新入社員の皆さんと4月から久しぶりにお会いし、各職場にて大変成長されたと感じました。
4月に話していた自身の思いがブレずに「今後もこうありたい」「こんな先輩社員になりたい」と話す方や、「職場で人間関係に気を遣っている」「こんなことができるようになりたい」など自身の未来像を鮮明にイメージされてる方もいられ、どんな形であれ、たくさんの経験を踏んで今の思いに至ったと考えると、皆さん真剣に仕事と自身に向き合えてると思いました。
今後先輩社員になる皆さんには、この1年間の経験・思いを忘れず、次の世代の新入社員さんに繋げていただきたいと思います。
皆さんのさらなるご活躍をお祈りしております!!

㈱ウメザワドライ 総務部総務課 横川 耕太 氏(会員:梅澤真一氏 長岡支部)
入社時から新入社員二人の姿を見てきましたが、今回の研修で自社プレゼンを準備・発表する様子を見て、とても嬉しくまた頼もしく思いました。
過去にも新入社員研修の同伴として参加させていただいたことがありますが、毎回新入社員の方々や経営者・上司の方々から学ぶことがたくさんあり、驚きと感動の連続です。
今後もぜひ参加させていただき、新入社員他全ての参加者が成長できる、もしくはそのきっかけが掴める研修になればいいなと、微力ながらお手伝いさせていただきたいと思っております。

富士印刷㈱ 総務部長 田代 康浩 氏(燕支部)
今回の新人研修プレゼンテーションを通し、参加させていただいた新入社員2人は自社の魅力に改めて気づいてくれたことは勿論ですが、何より人に「伝える」ことの大変さを学べたと思います。声(言葉)、視覚(資料)、表情(感情)で伝えることの難しさに悪戦苦闘しながらも、相談し合い、資料作成や予行練習を繰り返していました。一年間、聴くことが多い立場だった2人が、一段階成長したと実感しました。私自身も新入社員からの会社の見え方や経営理念などの理解度を知ることができ、改善せねばと思わされる点がいくつもありました。緊張あり笑いあり涙ありと、若者たちのエネルギーが溢れた研修会で楽しかったです。最後に、研修に参加された新入社員皆様の輝かしい未来にエールを一言送りたいと思います。
『涙の数だけ強くなれるよ、アスファルトに咲く花のように。見るものすべてにおびえないで、明日は来るよ君のために…♪』

     

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中小企業の経営者及びこれに準ずる方で、会の趣旨に賛同される方は、どなたでもご入会いただけます。
また、会員企業の社員の方や会員でない方も参加できる行事があります。

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